こんにちは、医学部専門予備校の医進会です。
予備校を始める時期は、学年だけで考えるよりも「共通テストまであと何か月か」に置き換えると判断しやすくなります。
当塾では、一般選抜なら高2の7月、医学部志望なら高1の7月を一つの目安としています。この2つの分岐点は、文部科学省などが定めた決まりがあるわけではなく、当塾が指導のなかで使っている目安です。学年別の目安も、高3の途中から始める場合の設計も、同じ物差しで判断しています。
当塾の合格実績ページには、面接・小論文対策コースの保護者さまの声があります。
実は試験の4日前までプレゼンがあることを知らず、めちゃくちゃ慌てて塾を探しました
また、3日で仕上げて頂き、合格に直結する貴重なアドバイスまで沢山頂戴し、本当に有難うございました!
(2023年度 合格者の保護者/面接・小論文対策コース受講。浜松医科大学医学部医学科〈後期〉ほか合格)
※参照元:合格実績(医進会公式サイト)
残り4日でもできる対策はあります。ただし、残り時間によって取り組める対策は大きく変わります。
「高3の夏から予備校に入っても、もう手遅れではないか」
「高1から通わせるべきか、まだ様子を見ていいのか分からない」

医学部受験に特化したオンライン個別指導塾。
講師は全員が、現役の医学部医学科生。コラムでは、そんな講師陣の知識や経験を発信しています。
予備校はいつから通うべき?学年別の目安を先に押さえよう!
※参照元:令和9年度大学入学者選抜実施要項(文部科学省)/令和9年度試験(大学入試センター)を基に当塾作成
学年ごとの目安は、高1が学習習慣づくり、高2が受験科目の基礎固め、高3が志望校に合わせた仕上げです。同じ「予備校に通う」でも学年で目的が入れ替わるため、まず自分の学年の力点を確認し、そのうえで「高2の7月なら残り約18か月」のように残り月数へ翻訳するのが近道になります。
| 開始学年 | 主な目的 | 向いている人 | 注意点 |
| 高1 | 学習習慣づくり・定期テストの底上げ | 家庭学習の時間が定着していない人 | 受験対策を急ぐと目的がぶれる |
| 高2 | 受験科目の基礎固め・志望校の絞り込み | 志望校と現在の学力に差がある人 | 学校の進度待ちで先送りしやすい |
| 高3 | 志望校に合わせた演習と得点戦略 | 出願先がほぼ固まっている人 | 科目を絞らないと全部が中途半端になる |
※参照元:個別指導コース(医進会公式サイト)を基に、当塾のカリキュラム設計の考え方で整理
なお、通うこと自体を決めかねている段階なら塾に行くべきかの判断を、業態から知りたい場合は医学部予備校の選び方をご覧ください。
高1から通う場合|目的は受験対策より学習習慣づくり
高1では、志望校対策を急ぐより、毎日机に向かう習慣をつくることも一つの考え方です。
高1の段階では受験科目が決まりきっていません。理系か文系かも動くため、志望校別の対策を前倒ししても方向転換のたびに無駄になります。
代わりに効くのが学習の型づくりです。平日に何時間、休日に何時間を確保するかを先に決めて崩さないことが土台になります。ここを整えておくと、高2以降に科目数が増えたときにも学習を進めやすくなります。
高2から通う場合|高2の7月からの約18か月をどう使うかで進路が決まる
高2は、受験科目の基礎固めに時間をかけやすい時期の一つです。ここでどこまで基礎を固められるかは、高3以降の志望校選びにも影響します。
高2の7月(夏休み前)の時点で、共通テストまでは残り約18か月あります。英語と数学を一周し、理科1科目に着手する程度なら、月あたりの負荷を上げすぎずに収まります。
学校の進度を待つかどうかで、高3へ持ち越す範囲も変わります。理科や社会を学校の進度だけに合わせる場合、志望校によっては完成時期が遅くなる可能性があります。
高3から通う場合|科目と志望校を絞ることが前提になる
高3から始める場合は、残り時間を踏まえて、科目ごとの優先順位をつけることも重要になります。残り月数が短いほど、配分の判断そのものが成果を左右します。
高3の4月に始めれば共通テストまで残り約9か月、高3の7月なら残り約6か月です。出願候補を絞って必要科目を確定させ、伸びしろが大きい単元に時間を寄せます。
当塾が高3から入塾した生徒に1日単位のカリキュラムを作るのは、残り日数を1日ずつ埋めないと配分が決まらないからです。
受験の年度は9月から動き出す|出願日程から見た締切
予備校の開講月より先に確認すべきなのは、自分が受ける入試の日程です。総合型選抜の入学願書受付は令和8年9月1日以降、学校推薦型選抜は令和8年11月1日以降と定められています(2026年7月時点)。
※参照元:令和9年度大学入学者選抜実施要項(文部科学省)
推薦や総合型を視野に入れるなら、高3の7月(2026年7月時点)から出願まで残り1〜3か月しかありません。予備校が何月に開講するかを調べる前に、自分の出願日を確定させてください。
医学部志望はいつから?共通テストから逆算した残り月数で決める!
※参照元:令和9年度試験/令和10年度試験(大学入試センター)を基に当塾作成。分岐点の月数は当塾の指導方針です
医学部志望の開始時期は、学年に加えて共通テストの実施期日から数えた残り月数で決めます。令和9年度の本試験は2027年1月16日・17日、令和10年度は2028年1月15日・16日と、すでに日付が公表されています(2026年7月時点)。
※参照元:令和9年度試験(大学入試センター)
逆算の起点は共通テストの実施期日
開始時期を学年だけで語ると、同じ高2でも4月と3月で11か月の差が出ます。この差を吸収するため、当塾は起点を入試日に置いたうえで「高2の4月なら残り約21か月」「高2の3月なら残り約10か月」と学年と月をセットで確認しています。
令和9年度は追・再試験の1月23日・24日まで、令和10年度は本試験の日程まで、大学入試センターが公表済みです。日付が決まっていれば、残り日数も決まります。たとえば「高2の1月から」は、共通テストまで残り約12か月という意味になります。
【逆算表】2026年7月時点の学年別に見た残り月数
学年を「高3の7月」のように月まで含めて残り月数に翻訳すると、今やるべきことが一段細かく決まります。
| 学年と時点 | 受験する共通テスト | 実施期日 | 残り月数 | この月数で積み上げられること |
| 高3の7月 | 令和9年度 | 2027年1月16日・17日 | 残り約6か月 | 出願校の確定と頻出単元の演習 |
| 高2の7月 | 令和10年度 | 2028年1月15日・16日 | 残り約18か月 | 英語・数学の一周と理科1科目の着手 |
| 高1の7月 | 令和11年度(日程未公表) | 2029年1月に実施の見込み | 残り約30か月 | 学習習慣の定着と英語・数学の基礎固め |
※参照元:令和9年度試験/令和10年度試験(大学入試センター)。いずれも2026年7月時点の学年に対応。令和11年度は日程未公表のため概算
志望校の難易度は医学部の偏差値水準を大学別にまとめた記事で確認すると、埋めるべき差が具体的になります。
医学部志望が前倒しになる理由|二つの締切を同じ科目で越える
医学部志望の開始時期が早くなるのは、共通テストと個別テストという二つの締切を、同じ科目で連続して越える必要があるからです。
令和9年度は共通テストが1月16日・17日、個別テストが2月1日から3月25日の間に置かれます。共通テスト後から個別試験対策を本格的に始めるのでは、十分な時間を確保しにくくなります。
※参照元:令和9年度大学入学者選抜実施要項(文部科学省)
要点: 医学部志望の「高1から」は、二つの締切を同じ科目で越えるために高1の7月(残り約30か月)から動き出すという、当塾の逆算の結果です。
高3の夏・秋から予備校に通い始めても間に合う?
※参照元:令和9年度試験(大学入試センター)を基に当塾作成
高3の夏から始めて間に合う場合もありますが、残り月数が短いほど伸ばす科目と捨てる問題を先に決める設計が必要になります。高3の7月(2026年7月時点)なら共通テストまで残り約6か月なので、この6か月に入る量へ計画を作り直します。
ただし、間に合う場合があるとはいえ、可能なら早い時期から通い始めることをおすすめします。残り月数が長いほど基礎に戻る時間を取れて、志望校を選び直す余地も残るからです。高3の夏からの合流は、その余地がない前提で組み立てるぶん、選べる範囲が狭くなります。
残り月数から逆算して「捨てるもの」を先に決める
短い期間で成果を出す計画は、足し算ではなく引き算で作ります。何をやるかより、何をやらないかを先に決めます。
高3の7月からの残り約6か月で全科目を均等に埋めようとすると、どれも中途半端なまま本番を迎えます。そこで当塾は、残り月数が短い生徒ほど捨てる範囲を先に決めてから計画を組むようにしています。1日単位のカリキュラムを作ると残り日数に入る作業量が数字で出るため、入らないものが自動的に見えるからです。
年度途中で入るときに確認しておきたい3点
年度の途中から入る場合、確認すべきは料金より運用です。受け入れ時期を区切っている予備校もあるため、募集の締切とあわせて次の3点を面談で聞いておきましょう。
- 残り月数に合わせてカリキュラムを組み直せるか:年間計画に途中合流すると、序盤の抜けを自力で埋めることになります
- 進捗を誰がどの頻度で確認するか:週1回か毎日かで、遅れに気づくまでの時間が変わります
- 質問できる時間帯:夜に自習する受験生に、日中しか質問できない体制は使えません
浪人が決まった場合は考え方が変わります。浪人生の予備校選びと医学部浪人向けの予備校選びもあわせてご覧ください。
「今から始めて、何を残して何を捨てればいいのか分からない」
「模試の判定は見たけれど、そこから計画に落とせない」
予備校に早く通い始めると損をする?早期スタートを活かす条件を解説!
先に結論をお伝えすると、予備校は早く通い始めるほうが有利と考えても問題はないでしょう。残り月数が長いほど基礎に戻る時間を確保でき、志望校を選び直す余地も残ります。
「早く通うと損をする」といわれるのは、通う日数だけが増えて授業のあとに自分で手を動かす時間がない場合です。開始を早めるか迷ったときは、学年ではなく毎日の進捗を誰かが確認する仕組みがあるかで見てください。
早期スタートが活きるのは自習時間と進捗確認がそろったとき
早く始めること自体が損なのではありません。授業の前後に自習時間を確保し、その進み具合を確認できる環境であれば、早く始めるメリットを活かしやすくなります。逆に授業を受けるだけで家庭学習が週に数時間のままだと、定着しないまま次の単元が来て消化不良が積み上がります。
ここで大事なのは、この自習時間と進捗確認を自力で用意しなくてもよいということです。当塾は1日単位の勉強計画づくりと毎日の進捗チェックを通常の運用に組み込んでいるため、机に向かう習慣がこれからという段階でも、勉強時間と量を数字で追いながら一緒に立て直せます。学習習慣がまだない人ほど、早く通い始める意味があります。
※参照元:個別指導コース(医進会公式サイト)
開始時期によっては、短期講習などの追加費用も確認が必要
夏・秋から始める場合は、短期講習や直前講座などの追加費用が設定されているケースもあるため、総額を事前に確認しておくことが大切です。
| 開始時期 | 追加で発生しやすいもの | 総額の見通し | 契約前に確認すること |
| 年度の頭から | 通年カリキュラムに沿った受講 | 月額×残り月数で見積もりやすい | 季節講習が本体価格に含まれるか |
| 学期の途中から | 遅れを埋めるための追加受講 | 追加分が読みにくい | 途中入塾時のカリキュラム調整の方法 |
| 夏・秋から | 短期講習や直前講座が集中する | シーズンごとに上振れしやすい | 講習が任意か必須か、上限があるか |
※参照元:コース・料金(医進会公式サイト)。当塾は夏期講習・冬期講習のような追加料金が一切かからない完全定額制です
見積もりは月額と残り月数の掛け算で出し、季節講習が本体に含まれるかを契約前に確認してください。相場や内訳は医学部予備校の費用で扱っています。
要点: 早く通い始めること自体は有利です。効果を左右するのは自習時間と進捗を確認する仕組みで、そこがまだない人は、仕組みごと用意してくれる塾を選べば早期スタートが活きます。
よくある質問
Q. 高3の夏から予備校に通い始めても間に合いますか?
間に合う場合もあります。高3の7月(2026年7月時点)なら共通テストまで残り約6か月あり、この期間で取り組める内容に絞って計画を組み直します。ただし出願校を絞り、伸ばす科目を選ぶ順番になります。可能であれば、もっと早い時期から通い始めるほうが選べる志望校の幅は広がります。
Q. 高1から予備校に通うのは早すぎませんか?
早すぎることはありません。高1は受験対策よりも学習習慣をつくる時期で、残り月数にも余裕があります。机に向かう時間が週に数時間しかない人ほど、早い段階で外部の仕組みを入れたほうが効果は出ます。家庭学習の時間がすでに安定している人は、その時間を受験科目へ振り分ける形で使ってください。
Q. 医学部志望はいつから予備校に通い始めるべきですか?
当塾では高1の7月(共通テストまで残り約30か月)から逆算を始めるのが安全だと考えています。令和9年度は共通テストの直後に個別テストが控えており、二つの締切を同じ科目で連続して越えるためです。
※参照元:令和9年度大学入学者選抜実施要項(文部科学省)。開始時期の目安は当塾の指導方針です
Q. 予備校の授業は何月から始まりますか?
開講月は予備校ごとに異なるため、検討先の年間カリキュラムを直接確認してください。重要なのは開講月そのものではなく、そのカリキュラムが自分の残り月数に合うかどうかです。
Q. 予備校は高校何年生から通う人が多いですか?
学年ごとの分布を示す統計は本記事では扱っていません。通塾している高校生の割合は塾に行くべきかの判断で公的統計をもとに整理しています。当塾には高1から始める生徒も、高3の途中から合流する生徒もいます。
医学部への逆転合格を目指すなら、当塾(医進会)にご相談ください
残り月数から逆算した計画を、毎日実行できる形まで落とし込みたい方へ。
- 完全オーダーメイドの年間/月間カリキュラムで自学自習まで伴走:1日単位まで落とし込み、進捗を毎日チェックします
- 現役医学生講師が24時間質問対応:月4回の確認テストと60分の面談で軌道修正します。2026年9月からは「推薦対策講座」や「浜松医科大学特化対策」といったプランも始まっています
- 高校生は月額44,000円(税込)から受講可能:コンサルティングコースが44,000円/月〜、個別指導コースが77,000円/月〜(高校生・既卒)、中学生向け先取りコースが33,000円/月〜(いずれも税込・別途入会金55,000円)。季節講習費・教材費の追加はかからず、入会時点で総額が確定します
※参照元:コース・料金(医進会公式サイト)
開始時期を決めたら、次は預ける相手を選ぶ番です。軸は医学部予備校の選び方で整理しています。
「計画は立てたのに、3日で崩れてしまう」
「今の勉強量で本当に間に合うのか、誰にも確認してもらえていない」
まとめ
予備校をいつから始めるかは、学年を共通テストまでの残り月数に置き換えると判断しやすくなります。2026年7月時点なら、高3の7月で残り約6か月、高2の7月で残り約18か月、高1の7月で残り約30か月です。
高3の夏から始めて間に合う場合もありますが、残り月数が短いほど捨てる範囲を先に決める設計が要ります。可能なら、早い時期から通い始めるほうが選択肢は広く残ります。
まずは自分が受ける共通テストの日付を確認して残り月数を数え、推薦や総合型を使うなら9月・11月の出願開始日を手帳に入れてください。それでは、また次の受験コラムでお会いしましょう!









