東海大学医学部医学科 一般前期 対策

東海大学医学部医学科「一般選抜」の入試情報と対策ポイントを徹底解説!

こんにちは、医学部専門予備校の医進会です。

神奈川県伊勢原市にキャンパスを構える東海大学医学部医学科。

1974年の開設以来(2024年に医学部・付属病院創設50周年)、「科学とヒューマニズムの融和」を教育理念に掲げ、看護学科や付属病院との連携による多職種連携教育、韓国・延世大学原州医科大学など海外機関との学術交流を特色としています。

一般選抜には例年3,000〜4,000名規模の受験生が集まる人気校です。

本記事では、東海大学医学部「一般選抜」の入試制度と出題傾向をもとに、科目別の対策・勉強法を解説します。

結論からいうと、合否を分けるのは一次の学力試験(英語・数学・理科1科目、計300点)を時間内に正確に解き切る力です。

数学IIIが出題範囲外という特徴もあり、標準〜やや難のレベルの問題をいかに取りこぼさないかが鍵になります。

それでは、詳しく見ていきましょう。

情報提供者:滋賀医科大学在籍(2021年度 一般前期合格)

この記事を書いた人

医進会

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東海大学医学部医学科「一般選抜」合格のポイント

  • 一次は学力試験(英語・数学・理科1科目)のみで、各100点・70分の計300点満点。解答形式は科目で大きく異なり、英語は大問1〜6がマーク式・大問7〜8(和訳・英訳)が記述式、数学は全問記述式(空所補充)、理科(物理・化学・生物)はマーク式と記述式が混在します。
  • 数学IIIは出題範囲外(2023年度以降)。理科は物理・化学・生物から1科目を選択します。
  • 二次は小論文(45分・500字以内、二次選考の判定に使用)と個人面接(10〜20分程度)。
  • 共通テスト利用選抜(10名)、神奈川県地域枠(5名)、静岡県地域枠(3名)は一般選抜とは別枠で、地域枠は卒業後に指定医療機関での勤務義務(返還免除の修学資金あり)を伴います。

東海大学医学部医学科「一般選抜」の日程・募集人数・入試科目おさらい

日程(2026年度) 出願期間:2026年1月4日(日)〜1月17日(土)
第1次試験:2026年2月2日(月)・3日(火)
第1次合格発表:2026年2月7日(土)
第2次試験:2026年2月14日(土)・15日(日)のいずれか1日
最終合格発表:2026年2月19日(木)
入学手続:2026年2月25日(水)まで
募集人数 一般選抜:60名(※地域枠等は別枠)
試験内容 第1次:学力試験(英語・数学・理科1科目)

第2次:小論文・個人面接

第1次試験の科目・配点 英語:100点(70分)
数学:100点(70分)
理科(物理・化学・生物から1科目):100点(70分)
【合計】300点
第2次試験の科目・配点 小論文:45分・500字以内
個人面接:実施(配点は非公表)

補足
2026年度入試の志願者は3,156名、最終合格者は163名、競争率は約17.9倍です。合格最低点は125点(300点満点、標準化得点)です。一般選抜は共通テストを利用せず、独自の学力試験と面接・小論文で判定します。

※参照元:学部入学試験 医学部〔医学科〕 | 受験・入学案内ページ | 東海大学 – Tokai University 

医学部神奈川県地域枠の卒後義務

一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜の合格者には、地域枠由来の従事義務は生じません。

医学部神奈川県地域枠選抜の出願資格は、神奈川県内の高等学校(中等教育学校を含む)出身者、または神奈川県内に1年以上居住したことのある者です。

合格後、「神奈川県地域医療医師修学資金」として月額10万円(6年間で総額720万円)の貸与を受けられます。

貸与を受けた場合、卒業後は県内の基幹型臨床研修病院で初期臨床研修(原則2年)を行い、その後は県が指定する県内の医療機関・診療科で勤務することが求められます(修学資金の貸付期間が6年の場合、初期臨床研修の期間を含めて9年間)。

これらの要件を満たせば返還が免除されますが、満たさない場合は貸与額全額に加えて年10%の利息を合計した金額(6年間貸与の場合で約940万円程度)を、返還事由が生じた日の翌日から1か月以内に一括返還する必要があります。

※参照元:神奈川県地域医療医師修学資金貸付制度の手引き(東海大学掲載版)、神奈川県地域医療医師修学資金貸付条例(神奈川県)

【教科別に対策】東海大学医学部「一般選抜」

英語

試験時間70分・100点。

2022〜2025年度は4年連続で大問8題構成で、大問1〜6がマークシート、大問7・8(下線部和訳・下線部英訳)が記述式という解答形式も共通していました。

年度 問題構成
2025 大問1:長文読解(約1000語)/大問2:文法・語法の空所補充10問/大問3:語句・熟語の言い換え10問/大問4:会話文読解2題/大問5:文整序4題/大問6:グラフ読み取り/大問7:下線部和訳/大問8:和文英訳
2024 大問1:長文読解(鐘打ちの歴史)/大問2:文法・語法空所補充/大問3:同意語句選択/大問4:会話文読解2題/大問5:文整序/大問6:グラフ読み取り/大問7:下線部和訳/大問8:下線部英訳
2023 大問1:長文読解(フラクタルとポロックの絵画)/大問2:文法・語法空所補充/大問3:同意語句選択/大問4:会話文読解2題/大問5:文整序/大問6:グラフ読み取り/大問7:下線部和訳/大問8:下線部英訳
2022 大問1:長文読解(コーネリア・ソラブジの生涯)/大問2:文法・語法空所補充/大問3:同意語句選択/大問4:会話文読解2題/大問5:文整序/大問6:グラフ読み取り/大問7:下線部和訳/大問8:下線部英訳

※参照元:東海大学医学部 赤本(教学社)

長文(大問1)のテーマは、女性史、フラクタルと芸術、鐘打ちの文化史、農業と栄養など人文・科学系で幅広く、必ずしも医療系に限定されません。

2025年度は長文が約1000語とされ、2022〜2024年度(各長文700語前後)より長めになっている可能性があります。

大問4の会話文は4年連続で2題出題され、2022〜2024年度の大問8の指示文には「英単語をそのまま転記したり、カタカナを使用したりしないこと」との注記が3年連続で見られました。全体として分量が多く、時間内に処理し切る速度が求められる試験です。

1. 長文読解の処理速度と精度を両立する

約1000語に及ぶ長文が含まれるため、精読と速読を使い分ける必要があります。内容把握のスピードを上げ、大問1を短時間で正確に処理することが高得点の鍵です。

2. 幅広いジャンルの論説文に対応する

人文・社会・科学と出題テーマが多岐にわたるため、医療系以外の題材にも積極的に触れ、背景知識を蓄えておくことが重要です。

3.和訳・英訳の記述力を添削で磨く

大問7・8の記述式問題は、文法ミスや不自然な訳を避け、正確な英語力を示す必要があります。身近な題材を用いた英作文の練習を繰り返し、添削を受けることで答案の完成度を高めましょう。

4. 時間配分をあらかじめ固定して演習する

分量が多く、迷うと時間切れになりやすい試験です。過去問演習を通じて、大問ごとの時間配分を事前に決め、本番で迷わず解き進める訓練を徹底してください。

数学

試験時間70分・100点。2022〜2025年度は、4年連続で大問3題構成です。

いずれも選択肢のない完全記述式(空所補充形式)で、「次の空欄を埋めなさい。解答は分数の場合には既約分数の形で書きなさい」という指示が毎年共通で確認できました。

大問1は4年連続で、複数分野にまたがる小問集合です。

年度 問題構成
2025 大問1:小問集合7分野(数列、指数・対数、二項定理、確率、複素数、三角関数、放物線・面積)/大問2:空間ベクトル/大問3:平面図形
2024 大問1:小問集合7問(定積分、極限、整数解、三角関数、確率、空間図形、ベクトル)/大問2:データの分析/大問3:数列
2023 大問1:小問集合7問(場合の数、指数関数、三角形の内心、定積分、三角関数、整数、対数方程式)/大問2:空間ベクトル/大問3:数列
2022 大問1:小問集合6問(複素数、三角関数、対数方程式、整数、積分、等差数列)/大問2:図形と方程式・微分の融合/大問3:図形と方程式

※参照元:東海大学医学部 赤本(教学社)

大問1(小問集合)は4年連続で数I・A・B・Cの幅広い分野から出題され、大問2・3は年度によって出題分野が入れ替わります(2022年度:関数と図形と方程式の融合/2023年度:空間ベクトル・数列/2024年度:データの分析・数列/2025年度:空間ベクトル・平面図形)。

2024年度に新分野として「データの分析」(平均・分散・相関係数)が出題された点は、2022・2023年度にはなかった変化です。2025年度は空間ベクトルが2023年度以来2年ぶりに、平面図形(内接円・座標幾何)が2022年度の図形と方程式に近い分野として出題されている点が読み取れます。

1. 大問1の小問集合を確実に全問正解する

幅広い分野から出題される小問集合は最大の得点源です。教科書〜標準レベルの典型問題を素早く正確に解く練習を重ね、基礎的な取りこぼしをゼロにしましょう。

2. 頻出分野の典型問題を網羅的に仕上げる

空間ベクトル、図形と方程式、数列など頻出分野の処理パターンを体に叩き込んでおきます。軌跡・最大最小などの典型的な処理は、本番で手が止まらない状態を作ることが重要です。

3. 「答案の型」を身につけ、記述力を高める

全問記述式のため、結論だけでなく導出過程を簡潔に書く練習が必要です。論理的な飛躍がないか、場合分けが網羅されているかなど、採点者に伝わる簡潔な答案作成を心がけましょう。

4. 最後の数値まで自力で導き切る計算力

空所補充形式のため、計算ミスは即失点に直結します。大型大問でも誘導に乗って最後まで計算を完遂するタフさと、検算を行う習慣を身につけておきましょう。

物理

理科1科目・70分・100点。2022〜2025年度は4年連続で大問4題構成です。

小問集合がなく各大問が単一の設定に対する(1)〜(5)程度の設問で、大問1(力学)・大問2(電磁気)が記述式、大問3・大問4がマークシート(解答群からの記号選択)という形式が連続で確認できました。

年度 問題構成
2025 大問1:力学(衝突・ばね・運動量保存)/大問2:電磁気(質量分析器・ローレンツ力)/大問3:波動(干渉・光路差)/大問4:熱力学(PV図・理想気体)
2024 大問1(力学・記述):斜面上のバウンド運動/大問2(電磁気・記述):磁場中の導体棒/大問3(原子・マーク):原子核反応/大問4(熱力学・マーク):V-T図上のサイクル
2023 大問1(力学・記述):ばねでつないだ2物体の単振動/大問2(電磁気・記述):磁場中を単振動する導体棒/大問3(波動・マーク):くさび形空気層の光の干渉/大問4(熱力学・マーク):ピストン内の気体
2022 大問1(力学・記述):正三角形の板のつり合い/大問2(電磁気・記述):コンデンサーと抵抗の過渡現象/大問3(力学・熱力学・マーク):U字管内液体の微小振動/大問4(波動・力学・マーク):ドップラー効果

※参照元:東海大学医学部 赤本(教学社)

熱力学は、2022〜2025年度の4年連続で出題が確認できました。波動は2022年度(力学との融合)・2023年度(独立した大問)で出題され、2024年度は波動の独立した大問がなく原子(原子核反応)に置き換わりましたが、2025年度は大問3で波動が独立した大問として戻っています。

力学・電磁気は4年連続で大問1・2に出題されており、必出分野とみてよさそうです。

1. 力学・電磁気を最優先で得点源にする

大問1・2で必ず出題される力学・電磁気は安定した得点源です。標準〜やや難レベルの典型問題を完璧にこなし、この分野でのミスを最小限に抑えることが合格への絶対条件です。

2. 波動・熱力学・原子の穴をなくす

例年出題される波動・熱力学に加え、原子もマーク式で出題される可能性があります。全分野を網羅的に学習し、苦手分野を作らないように対策してください。

3. 記述・マーク両形式に対応する解答力

大問により記述式とマーク式が混在します。記述式では現象を論理的に説明し、マーク式では素早く選択肢を選ぶなど、形式ごとの解き方のコツを過去問を通じて習得しましょう。

4. 初見の設定を迅速に図示・整理する訓練

実験設定や未知の状況を物理的にモデル化する力が問われます。初見の問題に対しても、図を描いて力のつり合いや保存則を整理する訓練を日頃から行っておきましょう。

化学

理科1科目・70分・100点。2022〜2025年度は4年連続で大問5題構成です。

2022〜2024年度(問題冊子原本で確認)はマークシート(記号選択)と記述式(化学反応式・構造式・用語など)が併用されており、理論2〜3題+無機+有機+高分子という配分がほぼ共通しています。

2025年度分の資料でも「マーク式+記述式併用」と記載されていますが、大問ごとの内訳までは記載がありません。

年度 問題構成
2025 大問1(無機・理論):イオン結晶/大問2(無機):気体の発生・捕集/大問3(理論):電離平衡・溶解度積/大問4(有機):付加・重合・置換反応/大問5(高分子):セルロース・天然ゴム
2024 大問1(無機):無機物質の利用/大問2(理論):酸塩基平衡とpH/大問3(理論・無機):結晶格子とアルミニウム精錬/大問4(有機):鎖式炭化水素の構造決定/大問5(高分子):合成繊維
2023 大問1(理論):酸化還元滴定と電気分解/大問2(理論・無機):硫化水素の電離平衡/大問3(理論):化学平衡と熱化学/大問4(高分子):浸透圧・機能性高分子/大問5(有機):構造決定
2022 大問1(理論):原子構造・結晶格子/大問2(理論):電気分解/大問3(理論):化学平衡/大問4(有機):油脂・構造決定/大問5(高分子):ポリ乳酸・ビニロン

※参照元:東海大学医学部 赤本(教学社)

大問1・2は理論化学(電気分解、化学平衡、酸塩基平衡など計算を伴う分野)が中心で、大問4・5は有機・高分子がほぼ固定的に出題されています。

無機化学は独立した大問(2024年度大問1、2025年度大問2)としても、理論分野と組み合わせた形(2022年度大問1、2024年度大問3、2025年度大問1)としても出題されており、幅広い形で問われる点が特徴です。硫化水素の電離平衡・溶解度積は2023年度大問2・2025年度大問3で連続して出題されており、頻出テーマの一つとみられます。

1. 理論化学の計算スピードと正確性を磨く

理論分野は計算量が多いため、化学平衡や酸塩基、電気分解の計算をいかに速く正確に行えるかが勝負です。

典型的な計算パターンを反復し、解法を即座に引き出せるようにしましょう。

2. 有機・高分子の構造決定手順を確立する

有機・高分子分野は構造決定の手順が決まっています。置換反応や重合反応などの反応条件とともに、構造決定のフローチャートを自分の頭の中に定着させておきましょう。

3. 無機知識と理論計算を連携させる

無機分野の知識単独ではなく、理論計算と融合した出題が頻出です。物質の性質を暗記するだけでなく、それが計算問題とどう結びつくかを意識した学習を行いましょう。

4. マーク式と記述式の併用対策を行う

化学反応式や構造式を正しく書く記述対策と、複雑な選択肢を選ぶマーク式の対策の両立が必要です。過去問を活用し、制限時間内で形式を切り替えて解答する練習を重ねてください。

生物

理科1科目・70分・100点。2022〜2025年度は、4年連続で大問5題構成です。

実験考察を重視する出題は4年共通ですが、解答形式には年度による変化が見られます。

基本的に空欄補充・用語記述・記号選択・計算・字数制限論述(20〜30字程度)を組み合わせた記述式中心です。

年度 問題構成
2025 大問1:代謝・細胞・生態/大問2:進化・系統/大問3:分子生物学(CRISPR/Cas9等)/大問4:突然変異・Ames試験/大問5:免疫・MHC
2024 大問1:進化・遺伝情報/大問2:動物の反応/大問3:代謝・遺伝情報/大問4:植物の反応/大問5:動物の反応(膜電位)
2023 大問1:代謝(光合成・呼吸)/大問2:生態/大問3:進化・系統/大問4:動物の反応/大問5:遺伝情報
2022 大問1:代謝/大問2:動物の反応・遺伝・進化/大問3:遺伝情報(組換え価)/大問4:遺伝情報(DNA複製)/大問5:植物の反応・生態

※参照元:東海大学医学部 赤本(教学社)

代謝・遺伝情報・動物の反応・進化系統・生態と、ほぼ全分野から4年連続で出題されており、極端に出題が偏った分野は見当たりません。

ハーディ・ワインベルクの法則を用いた計算は2022〜2024年度に確認でき、頻出テーマの一つでした。2025年度はCRISPR/Cas9によるゲノム編集や、伝播性のがんとして知られるタスマニアデビルの顔面腫瘍(DFTD)など、2022〜2024年度にはなかった新しい題材が扱われている点が目立ちます。

1. 実験考察問題の分析力を徹底する

設問の多くは実験考察が中心です。

グラフやデータから結論を導く論理的な思考力が不可欠ですので、標準的な考察問題を数多く解き、データの読み取り方を習得しましょう。

2. 遺伝計算の解法をマスターする

ハーディ・ワインベルクの法則をはじめとする遺伝の計算問題は頻出です。複雑な設定でも焦らず計算できるよう、典型問題の解法パターンを完全に自分のものにしておきましょう。

3. 知識と論述のバランスを保つ

知識を問う空所補充や選択問題と、字数制限のある論述問題が混在します。

正確な用語の暗記を前提としつつ、簡潔に自分の考えをまとめる論述練習をバランスよく行いましょう。

4. 最新の生命科学トピックに触れる

ゲノム編集や最新の医学研究など、時事的な題材が出題される傾向があります。ニュースや科学誌などを通じて、最新の生命科学へのアンテナを高く保っておくことも有効です。

面接・小論文

小論文は一次試験のなかで実施されますが(500字以内・45分)、一次選考の合否判定には使われず、第二次選考の判定に用いられます。

面接は個人面接で、一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜は一人10〜20分程度。医学部神奈川県地域枠選抜・医学部静岡県地域枠選抜は、一人10〜20分程度×2回実施され、要項には一般選抜等で「本学に対する志望動機や医学部医学科に関する一般的な内容等」を問うと記載されています(地域枠ではこれに加えて地域枠に関する内容も問われます)。

小論文・面接とも、配点は入学試験要項に明記がなく非公表です。

具体的な出題テーマや質問内容は大学非公表のため、以下は医学部専門予備校の分析記事・受験生の体験談に基づく整理です。

小論文の出題傾向

小論文は課題文読解型・テーマ型が中心とされ、予備校プラタナスの整理では、

  • 2023年度「がん患者として生きること」「人間の在り方・生と死」
  • 2024年度「子どもの声の社会的受容」「『普通』という価値観の相対性」
  • 2025年度「生きること・学ぶことの意味」「創造することの喜び」「『大人になる』とは何か」

といったテーマが扱われたとされます。

面接の出題傾向

面接は、予備校プラタナスの整理では受験生1名に対し面接官2名・10〜20分程度で、一つの回答に追加質問が重ねられる形式とされ、医師志望理由・理想の医師像・自己理解・高校生活・医療社会への考えが主な質問領域とされています。

医学部専門予備校メディカルフォレストの記事では面接時間を15分・面接官2名とし、志望理由や「良医」観、高校生活、家族構成、最近気になるニュースなど幅広い質問例が紹介されています。

対策としては、小論文は年度によってテーマの傾向が大きく変わるため、特定のテーマを覚え込むのではなく、医療倫理・社会問題から一般的な人生観・価値観まで幅広いテーマで「要約→自分の意見→具体例→まとめ」の型を使って書く練習を積んでおくと安心です。

面接は典型的な質問(志望理由・医師像・高校生活・チーム医療への考え方)への回答をあらかじめ整理しつつ、追加質問にもその場で対応できるよう、自分の言葉で考えを説明する練習をしておくとよいでしょう。

参照元:【東海大学 医学部】面接・小論文の傾向を年度別に徹底分析 – 医学部専門予備校プラタナス 、『東海大学医学部入試ー小論文・面接対策ー』|医学部専門予備校メディカルフォレスト 

まとめ

東海大学医学部医学科の一般選抜について、入試制度と、確認できた範囲での出題傾向、科目別の対策・勉強法をご紹介しました。

本学の一般選抜は、英語・数学・理科1科目の計300点満点を、科目ごとに異なる解答形式(英語はマーク中心+一部記述、数学は全問記述式、理科はマークと記述の併用)で問う、時間内の処理速度と正確さが問われる入試です。

数学IIIが範囲外という特徴もふまえ、まずは各科目の解答形式に慣れながら標準〜やや難のレベルの問題を確実に得点できる状態を作ること、そして二次の小論文・面接に向けて自分なりの考えを整理しておくことが、合格への近道になります。

なお、東海大学公式サイトで最新の学生募集要項を必ずご確認ください。

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