こんにちは、医学部専門予備校の医進会です。
今回は、現役で医学部に合格した医学生に、受験の天王山ともいわれる夏休みの過ごし方について聞きました。
夏をどう過ごすかは、医学部受験の合否を左右するといっても過言ではありません。
しかし、ただがむしゃらに勉強すれば良いというわけでもありません。
本記事では、実際に現役合格を果たした医学生が、夏休みのスケジュールや勉強法、夏期講習の選び方、模試との向き合い方など、受験生時代に意識していたポイントを紹介しています。
これから夏休みを迎える医学部受験生はもちろん、「夏をどう過ごせばいいかわからない」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
この記事は、現役医学生が自身の受験経験をもとに執筆しています。
実際に経験したからこそ伝えられることを大切にするため、文章の表現や口調は、できる限り執筆した本人の言葉をそのまま掲載しています。
受験勉強の進め方や考え方は一人ひとり異なりますが、本記事がこれから医学部を目指す受験生の参考になれば幸いです。
記事作成者:現役・浜松医科大1年生(2026年度 一般前期合格)
医学部に現役で受かった医学生の夏休みのスケジュール
2026年度入試で浜松医科大学医学部 一般入試・前期で現役合格した学生の夏休みのスケジュールです。
平日
- 7:00 起床
- 7:00-7:30 昨日やった暗記の復習
- 7:30-8:30 朝ご飯と少し散歩(ここで眠気を飛ばす)
- 8:30-10:30 理数系の勉強
- 10:40-11:40 塾へ移動。移動中は暗記
- 11:40-12:10 理数系の勉強
- 12:10-12:30 昼ごはん
- 12:30-16:30 夏期講習
- 16:30-16:50 休憩。コンビニでコーヒーを買う
- 16:50-17:50 授業の復習
- 17:50-18:50 英語の勉強
- 18:50-19:50 帰宅。移動中は暗記
- 19:50-20:50 夜ご飯とシャワー
- 20:50-21:50 明日の授業の予習
- 21:50-22:10 今日やった暗記のまとめ
- 22:10-23:00 明日の計画を立てて、自分が1番弱い科目(私は物理)の勉強。もしくは今日の予定でできなかったこと。
- 23:00 ラジオを聞きながら就寝
休日
- 7:00 起床
- 7:00-8:00 お菓子をつまみながら、昨日の暗記の復習
- 8:00-9:00 家族と朝ごはんを食べて軽くストレッチ
- 9:00-10:00 理数系の勉強
- 10:00-11:00 塾へ移動。移動中はもちろん暗記。
- 11:00-13:00 理数系の勉強
- 13:00-13:30 昼ご飯
- 13:30-15:30 眠くなるので得意な教科の勉強
- 15:30-15:50 コンビニでコーヒーを買って飲む休憩
- 15:50-17:50 理数系の勉強
- 17:50-18:50 帰宅。移動中は暗記
- 18:50-19:50 夜ご飯とシャワー
- 19:50-21:20 英語の勉強
- 21:20-22:20 1日の復習
- 22:20-23:00 読書
息抜きも重要
上のスケジュールを見ていただくとわかるように、全ての時間をキツキツに勉強をしていたわけではありません。
特に、夜に予定通りにいかなかった場合の時間を設けています。
完璧な予定ではなく、所々にすきまを設けた時間割を作るようにしましょう。
すきまがあれば、心の余裕も生まれます。
また、夏休み中は1日ぐらいであれば勉強をしない日を作り、休息期間を設けても構いません。
私は近くの湖の花火大会に行く日を1日設けて、その日に向けて勉強を頑張り、花火を楽しんでリフレッシュし、また夏休み後半も頑張れました。
今振り返っても、花火に行ったことはメリハリをつける上でも良かったと思います。
大事なことは、夏休みをパフォーマンスを保ちながら走り抜くということです。
持久走と一緒です。
休息を保ち、心身の健康を保ちましょう。
「高3の1年間の過ごし方と現役合格した勉強法について」はこちらの記事にもまとめています▼
医学部に合格するための夏期講習はどれをとる?
特に大手の予備校は夏期講習として設置される講座が多すぎて、「何をとればいいのかわからない。」という受験生も多いと思います。
実際に私も某大手の予備校に行っていましたが、その数の多さに困惑しました。
ここで気をつけて欲しいことは、講座を取りすぎないことです。
前提条件ですが、講義を受けるだけでは実力は付きません。
講義をとる、ということは予習復習もセットで行う、という認識を持ちましょう。
英数の重さと理科の重さは違う
高校3年生の時期夏前は理科の追い上げが必要なため、英数の勉強にあまり手が回っていないと思います。
夏休み中も理科の勉強に手が一杯の方が多いはずです。
しかし、いつまでも英数の勉強を放置できないのも事実。
ここで、夏期講習を活用します。
英数は自分の今の実力と同等、もしくはそれより少し高いレベルの講座をとることをお勧めします。
自分よりレベルがかなり高いレベルの講座にチャレンジをしたい、という方もいらっしゃるかもしれませんが、それでは理科の勉強が間に合わない可能性が高いです。
医学部は、全科目で高レベルが求められます。
完成していない科目の勉強を最優先しましょう。
理科は自信のない分野の講座を取ろう
理科の受講に関しては、自分の自信のない分野の講座をとることをお勧めします。
夏期講習は、最後のストレスなく集中的に、自分の理解できないところを勉強できる機会です。
秋以降はどうしても共通テストのことが頭によぎったり、学校に行かなくてはならないため時間がなかったりして、理解できない分野があるということ自体にかなりのストレスを感じてしまいます。
理科は、夏期講習中は理解できない部分をなくすということを第一目標としましょう。
苦手な部分はもうない、という方ならば英数と同じような基準で講座を選んでもらって構いません。
基本、講座数は1科目多くても2講座までが理想です。
講座をとる前には慎重に吟味しましょう。
共通テスト対策はどうする?
結論としては、個人的には夏に共通テストのことは全くしなくて良いと思っています。
夏前のマークテスト模試で、マーク形式に不慣れなことから点数は低くなることは当たり前です。
模試で悪くても、夏に急いで対策をしなくてはならない、というわけではありません。
医学部受験の模試選びは慎重に!
夏休み中は、数多くの大手塾が模試を開催しています。
特に旧帝大に関しては、大学ごとに特化した模試が多すぎます。
まだ、志望校は決まっていないのに、どの模試を受ければ良いのか、迷ってしまいますよね。
実際、私も周りに流されて駿台が主催する京大実践模試を受けました。
結果はボロボロです。
今振り返れば意味のないことをしたなと思います。
模試は自分のレベルに合ったものを選び、受けるまでの勉強、受けた後の復習をすることで意味があるものとなります。
自分のレベル感に合った模試はどれか各予備校や学校の先生に聞いて受けるようにしましょう。
医学部受験生におすすめの夏に受けるべきと考える模試▼
- 全統記述模試
- 全統共通テスト模試
- 駿台全国マーク模試
頻度としては、2週間に1回程にしましょう。
すると、夏休みに受けられる模試は2回程度です。
丁寧に受けることにしましょう。
学校との付き合い方
まず、全日制高校の方向けです。
学校との付き合い方は、どのレベルの高校に行ってらっしゃるかでだいぶ変わってきます。
しかし、どんな学校に行ってらっしゃっていても変わらない部分はあります。
夏休みの宿題は絶対にやる、ということです。
学校は休み明けもありますし、入試までに学校にお世話になることは絶対にあります。
夏休み明けの宿題をやらないと、学校側に悪印象を残しかねません。
与えられた課題は最低限やりましょう。
通信制高校生の方や浪人生の方は、学校のことでやらなくてはならないことが少ない、もしくはないと思います。
その分、ダラダラしないようにメリハリをつけて勉強しましょう。
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学校の夏期講習はどうする?
学校が夏季に開設している講座は任意だと思われます。
なので、自分のレベルに合った講座でありかつ、キャパ的にオーバーしなければとれば良いと思います。
キャパは100%埋めるのではなく、90%ぐらいを維持できるように努めましょう。
まとめ
今回は受験の天王山と言われている夏に向けて、受験生に伝えたいことを綴りました。
受験生の夏は、しんどいことはしんどいです。
しかし、しんどい、ということは一生懸命やっている証拠でもありますし、頑張るべきところで頑張れるということは、受験までも頑張れます。
ポイントを押さえながら頑張って夏を乗り越えましょう。









